波乱の人生

ツタヤで立ち読みしていて面白そうだったので、「完全版 水木しげる伝」の中巻と下巻を購入。上巻も欲しかったけど売ってなかった……。中巻の、水木先生が兵隊としてラバウルに居た時の話はすごく山あり谷ありで盛り上がっていたけど、下巻になってからはテンションが次第に落ち着いてしまって、後半のほうはかなりマニアックなネタが大半だったのでちょっとついていけない部分もありつつ(汗)
それにしても中巻は、若い頃の水木先生の超マイペースな言動にハラハラさせられたり、上官にビンタされている時(かなり頻繁に出てくる)の擬音が面白かったり、児玉中隊長が最期まで漢前だったので読んでいて思わず泣きかけたりしました。水木先生の絵柄ってシンプルだけど味があって、好きです。「悪魔くん千年王国」を読んだ時は、絵柄については特に何も思わなかったんだけどなあ、不思議だ……。